2011/07/06

MESSAGE.

発送費用を除いた一部を北海道盲導犬協会に寄付することについて。
今日も聞かれたりするのでちょっと説明を。

僕の仕事はデザインや企画ごとなど、目に見えるものがほとんどです。
少なからず誰かの目に留まったり、何かしらの起点になることもあったりと
クリエイティブな仕事には、大なり小なり付き物だと思います。

しかしながら視覚に障がいを持たれている方には、
現状役立つことができないという想いから、昨年立ち寄らせていただきました。
そこで、色々なお話を担当者の方から聞くことができ、
自分たちらしいことを無理の無い範囲でできればと考えていました。

盲導犬協会の方のお話によると
法律で盲導犬を連れた方の入店は尊守されれいるなか、
盲導犬を連れた方の入店拒否が後を絶たないこと、
拒否された方が次に店舗を訪れることが恐くなり、
入店の機会が減ってしまうことなど、残念な事例も多くあるようです。

しかし考えてみると、自分がお店のウェイターだったらどうでしょう?
何の問題もなくご案内できるのだろうか?
お店で転んだりして怪我でもしたらどうしよう? 
とか考えることも、僕自身正直あるようにも思えました。
それは、コミュニケーションの接し方が上手に解らないことも
拒否への理由になっているのであれば、
それは、何かしらのカタチをもって案内をする必要性を感じました。

少数の有権者の方が多額の寄付金をすることももちろん素晴らしいことですが、
僕が思うのは、この現状を何かのカタチで次の人に伝える必要性。
1人が1円の寄付が100万人できれば、100万人がこのことを理解し、認識してもらえる。
100万人が、その人の目となることが一瞬でもできれば、
その方たちももっとライフスタイルを楽しめるのではと思います。

現在、北海道で活躍中の盲導犬は62頭、必要とされている盲導犬の数は350頭。
僕の好きなライフスタイルやファッションという凄い影響力とパワーを通じて、
こういったことも読者の方とシェア出来たらな、と。

とかく、犬も大好きだし。
そんなに力が在る訳ではないので、ゆっくりといきます。
just sharing an life-style with you.